移籍市場で大人気のオランダ代表ＭＦシャビ・シモンズ（ＡＰ）

　現在ドイツで開催されている「ユーロ２０２４」に出場中のオランダ代表ＭＦシャビ・シモンズが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターＣ、マンチェスターＵ、アーセナル、そしてドイツ１部バイエルンという４つのビッグクラブの補強ターゲットになっていることが明らかになった。 英大衆紙『ザ・サン』が掲載した記事によると、将来性豊かな２１歳に最も強い関心を寄せているのがマンチェスターＵ。実際、昨夏に５０００万ポンド（約１０２億円）の移籍金をオファーし、シモンズを所有するパリＳＧ（フランス１部）とは合意に至ったという。 しかし、シモンズ本人がマンチェスターＵへの移籍を蹴って、ドイツ１部のライプツィヒにレンタル移籍。そこで４３試合の公式戦に出場し、１０ゴール１２アシストの活躍を見せて、自身の攻撃的ＭＦとしての価値を大きく上げた。 マンチェスターＵは今夏も引き続き獲得を狙うが、地元ライバルのシティをはじめ、来季こそ２００４年以来の悲願の優勝を達成したいアーセナル、そしてドイツ王者復活を狙うバイエルンもシモンズ獲得に興味津々。ユーロ２０２４で活躍すれば移籍金が高騰し、争奪戦がさらに過熱する可能性も高まっている。