「居場所を失いかねない」鎌田大地に現地紙が警鐘!指揮官の「怒りが爆発した」理由とは?【海外の反応】
イングランド・プレミアリーグ第3節、チェルシー対クリスタル・パレスが現地時間1日に行われた。試合は1-1のドローに終わった。クリスタル・パレスに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地はこの試合にスタメン出場を果たした。現地紙『We are Palace』が鎌田に警鐘を鳴らしている。 【動画】鎌田大地、ラツィオでのスーパーゴール! 試合が動いたのは26分、コール・パルマーの右サイドからの折り返しを最後はニコラス・ジャクソンが合わせてゴールネットを揺らす。しかし、53分にこぼれ球を拾ったエベレチ・エゼがペナルティアークから右足のシュートを放つと、綺麗な弧を描いたボールはゴール右に吸い込まれた。 試合は結局1-1のまま終了。クリスタル・パレスは連敗を2で止めたものの、今季初勝利を逃すこととなった。 同メディアが注目したのは39分のシーン。クリスタル・パレスのカウンターの場面で相手に囲まれた鎌田は後方へパスを出した。これについて「このオーストリア人(グラスナー監督)は序盤、緊迫感が欠如しているとしてタッチライン際で明らかにフラストレーションが溜まっていた。そして、鎌田が39分にトラブルに巻き込まれ、カウンターアタックを無駄にしてしまった後に、彼の怒りが爆発した」としている。 また、同メディアは「クリスタル・パレスのNo.18は居場所を失いかねない」と言及。アーセナルから移籍市場最終日に獲得したエディ・エンケティアの存在が鎌田のポジションを脅かすという。「エンケティアが(ジャン=フィリップ・)マテタと代わる可能性は低い。そのため、グラスナー監督は、ワントップの後ろに2人のアタッキングMFを置く最近のシステムよりも、2人のストライカーを置いて3-4-1-2のフォーメーションに変えるだろう」と言及。2シャドーの一角でプレーする鎌田がスタメンから外れる可能性を指摘した。 同メディアはゴールを決めたカラバオカップ2回戦での鎌田の活躍を称えつつも、「彼はイングリッシュフットボールを把握するためにも、プレミアリーグの強度に慣れるための時間がもっと必要なように見える」と厳しい意見を述べた。 クリスタル・パレスの次の相手はレスター・シティ戦。インターナショナルウィーク明けの14日に行われるが、鎌田はスタメンに名を連ねることができるか。
フットボールチャンネル編集部