美食の都、中国・広州で注目集める福岡料理 地元紙が1ページ使って特集記事
「食在広州(食は広州にあり)」-。美食の都として名高い中国南部の広東省広州市で、福岡の名物料理が注目されている。 【画像】広州日報に掲載された福岡グルメ特集の紙面 地元紙「広州日報」は現地で福岡の味を提供し、長年活躍する2人の日本人料理人を紹介する特集記事を掲載。福岡出身の2人が広州と福岡の魅力を語っているほか、1979年に友好都市となった福岡市と広州市との交流も紹介している。 記事に登場したのは、日本料理店「藤鶴割烹」を営む伊藤満さんと、カフェバーレストラン「松山珈琲屋」でシェフを務める奥建一郎さん(Kenさん)。伊藤さんは大連や北京、上海、広州のホテルで料理長を務めた経験があり、筑前煮やかしわめしなどの郷土料理も提供している。 一方、多彩な料理で来店客をもてなす奥さんは、特に博多ラーメンで人気を集めている。十数時間煮込んだ豚骨スープと細麺が絶妙にマッチしているという。(北京・伊藤完司)