【NFL】セカンダリーで万能かつ“積極的に発言する”リーダーになる準備をするラムズSレイク
近いうちに、それは必要になるだろう。オフシーズンに引退したディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドは戻ってこない。殿堂入りが確実視されているドナルドが残した空白は、パフォーマンスの面だけにとどまらないのだ。
「ああ、時々“彼の代わりになるのか”っていう話になるけど、みんなが知っているように、彼の代わりになることはできない。アーロン・ドナルドの代わりになんてなれないんだ」とレイクは語っている。「アーロン・ドナルドは俺たちが見てきた中で最も偉大な守備選手だし、ショーン・マクベイもそう話していて、ドナルドは満ち足りていると言った。(ジェネラルマネジャー/GM)レス・スニードは自分たちのスキームや新しい守備スキームに合う選手を見つけるという点で、素晴らしい仕事をしたし、アーロン・ドナルドも自分の後ろや周りにいる選手たちの準備が整っていることを確認するという点で素晴らしい仕事をしてくれた。コビー・ターナーやボビー・ブラウン(三世)、バイロン・ヤングといった選手や、若くて将来性のある有能な選手たちは準備ができている」
「すでに言ったように、レス・スニードとそのスタッフはドラフト1巡目でジャレッド・ヴァースを指名したり、2巡目でブレイデン・フィスクを指名したりと、俺たちのスキームをアップグレードし、向上させるために新しい選手を連れてくるという点で素晴らしい仕事をした。彼らはゲームを愛しているし、うちの文化にフィットしている。彼らの活躍を見るのが楽しみだ」
マクベイHCは最近、生産性の高い若手選手たちのおかげで、まるで1年目に戻った気分だと話している。マクベイHCは選手たちのハングリー精神を感じ取っており、それはおそらく、ラムズがタイトル獲得を目指して毎年のようにスター選手を投入していたときとは違った良い変化だと言えよう。
レイクも食らいついていく意思を持った選手の1人だ。
「ああ、毎日見ているさ。特に、OTA(チーム合同練習)や練習中にね。もちろん、彼は若いコーチだから、積極的に動くとかそういうところがあるけど、ディフェンスの立場から、彼が練習中にレシーバーたちと一緒に走っているところを目にすることもある」と明かしたレイクはこう続けている。「パット・アンド・ゴーの場合、彼は自らゴールートを走っている。俺たちが個人ドリルをやっているときに、DB(ディフェンシブバック)にボールを投げることもある。つまり、そういうコーチや、熱心に取り組んでチームの一部になりたがっているコーチがいると、それは選手たちにとって力になるし、選手たちがコーチたちに求めているのは積極的であることだ」
「フィルムルームにいるときはさらに熱心になるし、彼自身も試合について学んでいる最中で、ディフェンスを攻略する方法や、調整という観点からディフェンスの改善点を考えている。だから、プログラムのリーダーであると同時に、試合について学んでいるコーチがいれば、それは選手たちにとって力になる」