吉村氏が事務所開き 支援決めた自民県連幹部も出席
任期満了に伴う県知事選(来年1月9日告示、同26日投開票)で、5選を目指す現職の吉村美栄子氏(73)の後援会事務所開きが22日、山形市東青田4丁目の現地で行われた。独自候補を擁立せず支援を決めた自民党県連の幹部や共産党県議が出席した。 後援会「あったかい県政を支援する会」の関係者と市町村の首長・議員、県議ら約130人が出席。岡田久一後援会長に続き、菊池大二郎衆院議員、芳賀道也参院議員、佐藤孝弘山形市長、県議会会派県政クラブ代表の木村忠三県議らがあいさつした。 自民県連幹事長の森谷仙一郎県議は7月豪雨災害からの復旧・復興などを挙げ「遠藤(利明会長)を中心に支援を決めた。難題を一緒に解決しよう」と呼びかけた。来夏の参院選に自民公認で立つ大内理加氏も顔を並べた。 吉村氏は「オール山形のみんなの力を結集して、将来の世代も安心して生き生きと生活していける山形県にしていく」と決意を語り、全員でガンバローコールをして団結を誓った。
事務所開きに先立ち、置賜地方の3市5町の首長が吉村氏に推薦状を手渡した。 知事選への出馬を表明しているのは現時点で吉村氏のみ。