全国「道の駅グルメ」準グランプリに美馬市の道の駅「みまの里」のメニュー 果たしてそのメニューとは【徳島】
JRT四国放送
全国にある「道の駅グルメ」のナンバーワンを決めるイベントで、徳島県美馬市の道の駅にあるメニューが、第2席にあたる準グランプリに輝きました。 どんなメニューなのか、豊成春子アナウンサーが訪ねました。 徳島県美馬市美馬町の道の駅「みまの里」、準グランプリのメニューはここで4月から提供されています。 (豊成春子アナウンサー) 「この度、『道-1グランプリ』で準グランプリおめでとうございます。どんなグルメなんですか?」 (道の駅みまの里 大宗茜駅長) 「にし阿波系ラーメン」 (豊成春子アナウンサー) 「『にし阿波系ラーメン』ですか?聞いたことないですね」 さっそく、出していただきました。 (豊成春子アナウンサー) 「スープが白いですね。そして、チャーシューと煮卵が乗ってますけど、横のこれはトッピングですか?」 (道の駅みまの里 大宗茜駅長) 「はい、美馬市特産の『みまから』になってます、それで『にし阿波系ラーメン』」 「にし阿波系ラーメン」は、2024年9月に京都で開かれた「道の駅グルメ」の頂点を決めるイベント「道ー1グランプリ」で、来場者による投票の結果、参加した全国17の駅の中から、みごと準グランプリに輝きました。 徳島県内の道の駅では、初めての受賞です。 (豊成春子アナウンサー) 「どんな気持ちでしたか?」 (道の駅みまの里 大宗茜駅長) 「正直なところ、悔しい思いはありました。グランプリを目指して行ってたので。悔しかったけど、帰ってきて来て皆さんから『おめでとう』『よかったね』という声いただいたら『よかったな』って」 ラーメンに使われるスープは、鶏がらや豚骨のほかに地元で採れるニンジンやジャガイモなどの野菜がふんだんに使われています。 8時間以上煮込んだら、タレを合わせてブレンダーで泡立てます。 そうすることで口当たりが軽くなり、クリーミーな仕上がりになるそうです。 最後にチャーシューなどをのせたら完成です。 (豊成春子アナウンサー) 「徳島のラーメンで、白いスープは珍しいですね。うわぁ、まろやかで美味しい。お肉の旨みと野菜の甘みがしっかりと溶け出しています」 麺は中細のストレート、スープとよく絡んでどんどん食べられます。 そこに、美馬市特産の辛味調味料「みまから」を入れてみると。 (豊成春子アナウンサー) 「全く表情が変わります。『みまから』の辛さがピリッと、まろやかスープに『みまから』がすごく合います」 準グランプリを獲得してから販売数が2倍近くに増え、多い日には1日に100食以上が出る人気メニューとなった「にし阿波系ラーメン」。 今後も地域の魅力を発信していきたいと、大宗さんは話します。 (道の駅みまの里 大宗茜駅長) 「美馬市美馬町の道の駅を発信に、たくさんの方が美馬市に来ていただいて、地元の方の野菜もたくさんの人に食べていただきたいし、美馬市っていいところだなって思っていただけるのが、ここ『道の駅みまの里』が発信となればと思っています」