川村拓夢所属ザルツブルク、リンダース監督の解任を発表…クロップの“右腕”今季就任も首位と勝ち点10差で低迷
RBザルツブルクは16日、ペパイン・リンダース監督との契約解除を発表した。 リヴァプールのユルゲン・クロップ前監督の右腕として働いたリンダース氏は、PSVやポルトでコーチとして働き、2014年からリヴァプールに在籍。2018年1月から約半年にわたってNECナイメヘンで指揮を執った期間を除き、長年クロップ監督の名参謀としてプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきた。 その功績を受け、リンダース氏は川村拓夢も所属するザルツブルクの指揮官に今季から就任することになったものの、リーグ戦では13勝7分け8敗の5位と低迷。首位シュトゥルム・グラーツとは10ポイント差をつけられている。また、チャンピオンズリーグでは6試合中5試合を落とし、32位に沈んでいた。 シュテファン・ライター最高経営責任者(CEO)とルーヴェン・シュレーダー・スポーツ代表取締役は、共同声明の中で次のように説明している。 「少し前から、残念ながら満足のいかない秋シーズンの分析を発表していた。 あまりにも多くの試合で、自分たちの期待や目標を大きく下回ったことは明らかだった。我々は最終的に、たとえ最後まで好転を望んでいたとしても、チームには新しいマネジメントの下での新たな推進力が必要だという結論に達した。ペップには感謝したい。彼は多くのコミットメントと情熱を注いでくれたし、さらなる発展のための重要な原動力も与えてくれた」 「我々は現在、監督探しに非常に集中して取り組んでおり、この点に関して決定がなされ次第、すぐに発表するつもりだ。2025年1月3日に新監督とトレーニングを開始したいことは明らかである」