格ゲーが苦手な三人称・鉄塔もハマった『ストリートファイター6』。初心者にも推せる“新機能”とは
ワールドツアーを経験すると対人戦をやってみたくなる
そして、ワールドツアーのストーリーモードを最後まで楽しんでから半年以上経ったとき、僕は初めてこのタイトルの対人戦に手を出しました。 どうしてそれだけの期間が開いたかというと、やっぱり1対1の対戦ゲームをやる勇気がなかったからです。ただ、数多く開催されているイベントやトーナメント戦での盛り上がりを受けて、「やっぱりちょっと触ってみたい」という気持ちになったという感じです。
ランクマッチのシステム的に、最初の頃はランクが上がりやすいシステムであること、使用するキャラが「ブランカ」というトリッキーなキャラクターなこともあり、勝ったり負けたりですが、ランクは上がっていくのでモチベーションを維持しやすかったです。 ただ、ランクが上がれば上がるほど対戦相手も上手になっていくので、勝つことが難しくなる瞬間が度々訪れるようになります。
そこで、先人たちが切り開いてくれたキャラ別の解説動画を見たり、実際にトレーニングモードで練習する時間が増えていきました。 そうです。結局のところ僕は格闘ゲームの“練習”をしています。 格闘ゲームに限った話ではありませんが、結局対人戦で強い相手に勝つためには練習が必要なのです。ただ、モダンタイプのおかげで、未経験者でも「ある程度思い通りにキャラを操作できる」、「見栄えの良い対戦ができる」という土台に立てるのがやっぱり素晴らしいことだなと感じました。
そこから勝つために練習をするかどうかは、結局その人次第なのだと思います。 僕は今、ゴールド帯(ランクが上がりやすい)とプラチナ帯(ランクが上がりにくい)を行ったり来たりしていて、何か技を身につけないと上には行けない壁のようなものを感じながら、日々このゲームを遊んでいます。 格ゲー門外漢だった自分がここまでのめり込むことになったのだから、やっぱりスト6は偉大だなと思うのでした。 プレイに必要なゲーム機 プレイステーション4/5、エックスボックスシリーズX/S、PC(スチーム) 鉄塔=文 池田裕美=編集
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