就任1年目&交流戦Vでも…楽天・今江監督の来季去就は白紙 球団幹部「終了まで全部見させていただく」
楽天・今江敏晃監督(41)の来季去就が現時点で白紙となっていることが1日、分かった。 【データ】勝ち越しは対西武のみ…詳細順位表 今江監督は球団創設20周年となる今季から指揮を執り、6月には球団初の交流戦優勝を達成。その後も粘り強い戦いを展開し、9月18日に64日ぶりに3位に浮上。だが、それ以降の10戦は、この日、ロッテに敗れたことで2勝8敗と失速。今季138試合目で3年連続のBクラスが確定した。指揮官は「とにかく悔しい。この時期にここまで戦えて、選手たちは本当にがんばっていますし、勝たせられなかったところは自分としては悔しい」と振り返った。 契約は2年とみられ、続投が基本線とされていたが、球団幹部は「『今すぐ来年』というよりは、シーズン終了までは全部見させていただくことが会社の方針」と説明。現時点で球団側は今江監督と去就に関する話し合いをしておらず、全日程終了後に今季の戦いぶりについて評価をした上で話し合いの席につくという。 今江監督は2001年ドラフト3巡目でロッテに入団し、15年オフに海外FA権を行使して楽天に移籍。19年に引退し、20年からコーチを務め、23年オフに監督に就任していた。
報知新聞社