グリーンウッド争奪戦、ユヴェントスは獲得にブレーキ?ラツィオはマン・Uと交渉継続か
ラツィオは今夏、22歳FWメイソン・グリーンウッドの獲得を目指してマンチェスター・ユナイテッドと交渉を行っているようだ。イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。 今シーズン終了後、交渉決裂により鎌田大地が退団するほか、10番のルイス・アルベルトが中東へ移籍。主力のフェリペ・アンデルソンも母国ブラジル復帰が決定するなど、選手の大幅な入れ替えを余儀なくされるラツィオ。それでも『トゥットスポルト』によると、クラウディオ・ロティート会長は、ブラジル人MFの代役として“ワールドクラス”のグリーンウッドを新指揮官マルコ・バローニへプレゼントしたい考えであるという。 同メディアは、今季レンタル先のヘタフェで10ゴール6アシストをマークしたグリーンウッドの獲得へゴーサインを出し、所有権を持つマンチェスター・Uに対して2000万ユーロ(約34億円)+再売却時の移籍金50%譲渡を提示したと報道。しかしマンチェスター・Uは評価額を3500万ユーロ(約60億円)としており、ラツィオのオファーに断りを入れたようだ。それでも、クラブ間の連絡や交渉は続けられていると伝えられている。 またグリーンウッドを巡っては、チアゴ・モッタ監督率いる新生ユヴェントスも獲得に動いていたことが伝えられていた。しかし『トゥットスポルト』によると、現在は獲得にブレーキをかけ、ジェイドン・サンチョとの交渉を優先しているようだ。同紙はその理由として、クラブの基準を上回るコストとイングランド人FWのピッチ外の問題を挙げている。 なお『スカイスポーツ』によれば、ラツィオはウディネーゼに所属するMFラザール・サマルジッチの獲得も検討。取引の実現の可能性を探るため、24日にクラブ間で面会が予定されていたと伝えられている。