才女ママ雀士が歴史に並んだ!“連勝シンデレラ”浅見真紀がレコードタイの個人5連勝を決めたアガリ/麻雀・Mリーグ
赤坂ドリブンズの浅見真紀(最高位戦)が1月7日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第1試合に登板。3回の満貫で試合後の会場をチームカラーに染め、リーグタイ記録の個人5連勝に並んだ。 【映像】満貫3発!浅見真紀、圧巻の個人5連勝ハイライト 序盤は劣勢だった。当試合は起家から渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、浅見、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)の並びで開局。東1局では滝沢が満貫・8000点をアガった。浅見は東2局、瀬戸熊に發・中・小三元・赤の満貫・8000点(供託1000点)を放銃。早々にラス目へと転落した。 「私が中を1巡前に切っていたら、役満になっていたか、どうなっていたかは分からないんですけど、放銃にはならなかった」「甘い放銃をしている」。この一打に反省した浅見は東4局、瀬戸熊が鳴きを駆使してピンズの染め手に向かう中、「自分の手が勝負手だったので…」とリーチを宣言。見事にアガリ牌を引き寄せ、リーチ・ツモ・西・赤の満貫・8000点を獲得した。 南1局では、親の日向が満貫・1万2000点をアガって3着目からトップ目に浮上。一方の浅見は南1局1本場、その日向からリーチ・平和・ドラ・裏ドラ2の満貫・8000点(+300点)を奪取した。これでトップ目に立つも、南2局では瀬戸熊が2700点をアガったことで後退。瀬戸熊とわずか2600点差で南3局を迎えた。 ここで浅見は無駄なく打ち進め、4巡目にイーシャンテン。7巡目に平和・ドラが確定する形でリーチをかけると、数巡後に瀬戸熊からアガリ牌が零れ落ちた。「ロン。8000(点)」。しっかりと裏ドラが乗ったことで、満貫・8000点に昇格。再びトップ目に躍り出た。オーラスでは「まっすぐ行く手も、もちろんあったんですけど、点数的に瀬戸熊さんと日向さんも競っていたし、4着目の滝沢さんが親だったので、2着を目指して終わらせてくれる可能性もあるぞ…と思って。全員の現物とか安全牌を持ちながら進行した方がよさそうだな」と慎重な打ち回し。見事に逃げ切り勝利を決めた。 これで個人5連勝。U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)と並ぶリーグタイ記録だ。浅見は「すごく嬉しいですし、なかなか達成できることではないと思っているので」とコメント。「普通にトップが、1試合でトップが取れた嬉しさっていうのも、もちろんあるんですけど、それにおまけで5連勝が付いてきた。トッピングが付いてきた感じです」と表情を緩めた。 「トップを取ることができました。2025年、最初の試合でいい結果を残すことができて、すごく嬉しいです」。1月4日、チームメイトの鈴木たろう(最高位戦)が結婚を報告したこともあり、浅見は「たろうさんも新婚さんということなので、この後、出てくるかはわかりませんが、次のたろうさんの登板があった際には、みなさん応援していただけたら嬉しいです」と祝福。「今年もドリブンズ、プラスを目指して精一杯打っていきます。応援よろしくお願いします。ありがとうございました」。聡明なるバイプレイヤーが狙うのは、リーグ新記録の6連勝と、初年度以来のチーム優勝だ。 【第1試合結果】 1着 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)3万7600点/+57.6 2着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)2万9600点/+9.6 3着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万3000点/▲17.0 4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)9800点/▲50.2 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部