【マレーシア】HKS、東京オートサロンでコンセプト車展示
自動車部品の製造・販売を手がけるエッチ・ケー・エス(HKS、静岡県富士宮市)は、今月8~10日にマレーシアの首都クアラルンプールで開催される改造車(カスタムカー)の展示会「東京オートサロン・クアラルンプール2024」に自社のコンセプトカーを展示する。 HKSは、今年1月に千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2024」で車両販売事業「THE HKS」の開始を発表。クアラルンプールでは、東京オートサロン2024で展示した車両のブラッシュアップを図ったコンセプトカー「THE HKS GT-R R35 MY24 NISMO Dimension:Z」を展示する。同車は、THE HKS事業の象徴的存在として製作された1台だ。 同コンセプトカーは世界に1台のみの仕様で、3つの可変機構を搭載する。価格は1億1,000万円(税込み)からで、来年冬の販売を予定。現車限りとなるため、購入応募者が多数の場合は、抽選で販売するとしている。 東京オートサロン・クアラルンプール2024は、クアラルンプールの展示場「マレーシア国際貿易・展示センター(MITEC)」で開催される。開催時間は午前10時~午後10時。昨年に続き2回目で、ミューズ・グループ・アジアが東京オートサロン事務局と連携して主催する。 昨年6月にマレーシアで初めて開催された東京オートサロンでは、日本から搬入されたカスタムカーやマレーシアでカスタマイズされた自動車が展示されたほか、日系を含む自動車メーカーが同展示会に合わせて準備したカスタムモデル、関連部品が展示・販売された。来場者は9万1,000人に上った。