排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
■さらにワイドトレッドとブリスターフェンダーを深掘り
左右40mmずつワイドになったワイドトレッドを可能にしたのはダイハツがマレーシアで販売するベザやインドネシアで販売するシグラというコンパクトカーのパーツを上手に組み合わせているから。パワーアップに対応してドライブシャフトも同様に変更している。 そういった意味でダイハツらしい小回りを利かせながらデカコペンは作られているのだ。 そして美しいフェンダーの秘密はコペンのD‐Frame構造にある。コペンはボディとフレームを独立させているおかげでボディパネルを変えることでローブとセロと2タイプをラインナップしている。デカコペンもまったく新しい前後フェンダーを装着しているが、一体感があるのはD‐Frame構造のおかげだ。 ゆくゆくはツール・ド・コルス(フランス)のような欧州の本格ターマックラリーにも出場してみたいとドライバーの相原さんは話す。それもいいけれど、こいつをなんとか市販してくれないか!?と頼んでみたが、「とにかく話題が盛り上がり、ダイハツが元気なことをアピールしたいです」とはぐらかされてしまったが、反響次第というところか。ミライースターボといいデカコペンといい、最近のダイハツは面白いじゃないか! 本日始まるラリージャパンでいったいどんな走りを見せてくれるのか?ワクワクしながらカーナンバー55を応援しよう!