バルドナード投手をねぎらった戸郷翔征投手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人3x-2広島（28日、東京ドーム） 2-1で迎えた9回のマウンドにあがったのは巨人の守護神を務めるバルドナード投手。 【動画】6月28日の巨人戦ハイライトはこちら 先頭の小園海斗選手にセンター前ヒットを許すと、続く5番の坂倉将吾選手が送って1アウト2塁に。戸郷翔征投手からホームランを放っている堂林翔太選手はセカンドゴロに仕留めますが、ランナーは3塁に進みました。そして迎えた田中広輔選手への2球目。まっすぐが引っかかったのかホーム手前でワンバウンドする暴投になり、3塁ランナーの小園選手が生還し、同点となりました。 その後、田中選手は外野フライに仕留めましたが、先発、戸郷翔征投手の通算50勝目を消してしまったバルドナード投手。悔しそうな表情を見せます。しかし、阿部慎之助監督の信頼は揺るぐことなく、「8回はケラー、9回はバルドナードでいく」と明言。 試合後の取材対応をしているバルドナード投手の横を通るときも「マニアーナ（あしたな）」と声をかけていました。 阿部監督からの信頼にバルドナード投手は「信頼を言葉で表してもらえるのはこういう試合のあとで、自信をもたらしてくれる。本当にありがたい。改めて自分に対する信頼には感謝しています」と述べました。