【日本の粋!】漆芸と彫金の2つの匠の技が織りなす新次元のデザインに見惚れる!
熟練した高度な蒔絵の技術が必要とされる高蒔絵で描かれているクレストマークに注目!
セイコーウオッチの「クレドール」ゴールドフェザーから、美への飽くなき探求心を日本の伝統工芸である“漆芸と彫金”で表現した、ブランド誕生50周年記念限定モデル「50周年 ゴールドフェザー U.T.D. スケルトン 限定モデル」が10月25日(金)に発売。 【画像】セイコー「クレドール」ブランド誕生50周年記念限定モデルを見る 数量限定12本の本モデルは、クレドール50周年のフィナーレを飾る記念限定モデルで、漆芸と彫金の技が冴えわたるゴールドフェザー初のスケルトンモデルです。
加賀蒔絵の達人である田村一舟氏による漆芸と、クレドールの彫金工房が培ってきた彫金技法を高い次元で融合!
セイコー「クレドール」は、貴金属を素材とした特選腕時計から1974年に誕生した日本発の高級ドレスウオッチブランド。 フランス語で「黄金の頂き(CRÊTE DʼOR)」を意味するその名にふさわしく、日本の美意識と匠の技による、最高級の品質と究極の美しさで、手にした人の心を満たし、人生に彩をもたらす腕時計を生み出しています。 セイコーの薄型メカニカルウオッチの系譜を脈々と受け継ぎ、クレドールの名のもとに60余年ぶりに蘇った「ゴールドフェザー」は、現代にふさわしい高級薄型メカニカルウオッチ。 羽根のように「薄く」、「軽やかで」、「空気をはらみ」、「艶やかで」、「優美」であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートした U.T.D.(=Ultra Thin Dress)モデルです。 今回のブランド誕生50周年記念限定モデルは、羽根のように軽やかで柔らかなゴールドフェザーのデザインをベースにしながら、風格ある姿が魅力の大鷲がデザインイメージで、全体のカラーは、その羽根がモチーフ。 大鷲の持つ精悍さを、スタイリッシュなルテニウム仕上げの彫金ムーブメントと、漆に蒔絵で描いたプレートを組み合わせて表現しています。 漆黒の漆の中を羽根が舞う姿は、加賀蒔絵の達人である田村一舟氏が金粉とプラチナ粉の形状や大きさの違いを見極めながら、一粒ずつ丁寧に手作業でちりばめることで、精緻に描かれ、羽毛の微妙なニュアンスまでも感じられる繊細な蒔絵は、研ぎ澄まされた感覚によってフリーハンドで描かれています。 また、スケルトンムーブメントの両面には、美しく艶やかな羽根文様を彫金。羽根を形作るラインは、“バイト”と呼ばれる専用工具の刃先を使い分け、柔らかな雰囲気を醸す「筋目」とシャープな輪郭を形作る「鏡面」の二種類の彫りを組み合わせて、一本一本彫金されています。
高級機械式時計にふさわしい極薄ムーブメントを搭載
「50周年 ゴールドフェザー U.T.D. スケルトン 限定モデル」は、厚さわずか1.98mmの極薄メカニカルムーブメント「キャリバー6899」を搭載。68系ムーブメントは最高級ドレスウオッチのために、時計としての性能のみならず工芸的な価値や美しさを追求して開発され、雫石高級時計工房で、高度な技能を有する時計師が一貫して組立・調整からケーシングまで手がけています。
梶井 誠