マツダ「3列シートミニバン」復活する!? スライドドアの新型「ビアンテ」「プレマシー」はあり得る? 待たれる「“魂動”ミニバン」登場の可能性とは
トヨタからのOEM供給はあり得るのか
とはいえ、今でも「マツダ ミニバン」などのキーワードでインターネット検索する人は少なくなく、ミニバンの復活に興味を抱いている人が一定数いる状況です。 いっぽうのマツダは、引き継き次世代商品群の新型SUV開発を経営戦略に組み込み、続々とグローバルでリリースしていており、中期計画のなかに“ミニバン”の4文字はどこにも出てきていません。
またマツダから新型ミニバンの開発をしているという噂も一切聞こえてきません。 マツダのミニバン復活を心待ちにしている方には残念ですが、その願いは絶望的かもしれません。 が、1つだけ望みがあります。 それは、トヨタ「ノア」のOEM供給をマツダが受けて販売するというものです。 実際SNSでも「ノアのOEMでもいいから、すぐに欲しい」という声があります。 マツダはかつて、商用1BOXバン「ボンゴ ブローニイ」を自社開発していましたが、今ではトヨタ「ハイエース」のOEM供給を受け、「ボンゴブローニイバン」の車名で販売されています。 この流れの背景には、マツダとトヨタの提携関係があります。 ということは、ノアやヴォクシーにマツダのエンブレムを付けて販売される可能性も、なしとはいえない訳です。 ちなみにマツダ軽自動車のOEM供給元であるスズキでは、トヨタからノアのOEMを受けたミニバン「ランディ」が販売されています。 マツダからも同様にノアOEM車の“新型”ビアンテが復活しても、なんの不思議もありません。 ただ、いまやすっかりSUV主流メーカーとなった現在のマツダユーザーから、そのようなモデルが歓迎されるのかどうかは、また別の話といえそうです。
くるまのニュース編集部