ズベレフ 決勝進出で23度目V王手、年間勝利数1位タイ 世界ランク2位浮上<男子テニス>
ロレックス・パリ・マスターズ
男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は2日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第13シードのH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで破り4年ぶり2度目の決勝進出を果たすとともに、ツアー通算23度目の優勝に王手をかけた。 【錦織圭 1回戦 1ポイント速報】 27歳で世界ランク3位のズベレフが同大会に出場するのは2年連続7度目。最高成績は2020年の準優勝となっている。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク39位のT・フリークスポール(オランダ)、3回戦で同20位のA・フィス(フランス)、準々決勝で第10シードのS・チチパス(ギリシャ)を下し準決勝に駒を進めた。 世界ランク13位のルーネとの顔合わせとなった準決勝、ズベレフは9本のサービスエースを決めファーストサービス時に82パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットは第4ゲームで果たしたブレークのリードを守り先行すると、第2セットは両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークを制して1時間46分で決勝進出を決めた。 ズベレフはこれが今季マッチ65勝目で、世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)に並び年間勝利数で1位タイとなった。 また、この勝利により大会後の世界ランキング更新でC・アルカラス(スペイン)を抜き自己最高位に並ぶ世界ランク2位に浮上することも決まった。 ズベレフは決勝で今季2度目、通算では23度目のツアー優勝をかけ、第15シードのU・アンベール(フランス)と対戦する。アンベールは準決勝で世界ランク21位のK・ハチャノフを下しての勝ち上がり。
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