「今年のゲーム」にソニーの「アストロボット」 プレステ30周年の節目に栄誉
今年発売されたゲームの中から、各国・地域のメディアやファンによる投票で優れたゲームを選ぶ「ゲーム・オブ・ザ・イヤー2024」が13日に発表され、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の『アストロボット』が受賞した。小型ロボットを操作してさまざまな星を訪れ、散り散りになった仲間を助けていくという内容で、SIEが手掛ける家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」向けに9月に発売された。初代PSの発売から30周年となる節目の年の受賞となった。 ゲーム・オブ・ザ・イヤーは、カナダのゲームジャーナリストで司会者でもあるジェフ・キーリー氏が個人で主催する「ゲームアワード」の最高賞。日本時間の13日午前に米ロサンゼルスで開かれた式典で受賞作が発表された。 ゲーム・オブ・ザ・イヤー2024にはアストロボットのほか、トランプのポーカーをベースにした『Balatro』、中国のゲーム会社が西遊記をモチーフに開発した『黒神話:悟空』、人気ゲームの追加コンテンツ『エルデンリング SHADOW OF THE ERDTREE』、1997年に発売され、大ヒットしたゲームのリメーク版『ファイナルファンタジー7 リバース』、ファンタジー世界の王国で国民投票による王位争奪戦を勝ち抜く『メタファー:リファンタジオ』の計6作品がノミネートされていた。