ウーバーイーツの自律走行ロボ、大阪市内の一部で配達開始
料理配送サービス「ウーバーイーツ」の運営会社ウーバーイーツジャパンは13日、AI(人工知能)を活用した自律走行ロボットによる配達を、14日から大阪市内の一部地域で始めると発表した。ロボットでの配達は東京・日本橋に次いで2例目。人手不足や、訪日客による利用増に対応する狙いがある。 米新興企業の開発したロボットが料理を配達する。最高時速5・4キロで走行し、センサーやカメラで人や物を検知したり信号を確認したりする。衝突などを防ぐため、正面や上部のライトと発進時の音声で、周囲に存在を知らせる。
対象エリアは大阪市北区と福島区の一部。弁当やカレーなどの5店舗に、午前9時から午後9時まで配達を依頼できる。ロボットは、アプリでの注文が入ると店舗へ移動し、店員の積み込んだ商品を利用者へ届ける。 ウーバーイーツジャパンの中川晋太郎代表は、13日に開いた記者会見で「将来的には過疎地域でもロボットが配達できるようエリアを拡大させたい」と話した。