神戸製鋼の低CO2高炉材、中国コンテナ船に採用 常石造船傘下
神戸製鋼所は21日、低CO2高炉鋼材「コベナブルスチール」が、新たに常石造船の中国現地法人、常石集団(舟山)造船が建造する5900TEUコンテナ運搬船に採用されたと発表した。同船は常石グループとして初建造となるメタノール二元燃料焚きコンテナ運搬船で、燃料タンク用途に使用、常石造船が掲げるCO2排出量削減ロードマップの実現に生かす。コベナブルスチールは鋼材製造でのCO2排出量をマスバランス方式で100%削減したグリーンスチールで、今回が初の海外採用となる。