【高校野球・新潟4強】総合力の“帝京長岡”に防御率トップの“新発田南” 勢いの“新潟産大附”に打率トップの“中越”
【中越】打率は4強トップの3割5分超 好投手攻略し打撃に自信
昨夏準Vの中越は今大会ノーシードだったが、夏に照準を合わせてきた。加茂暁星のエース真保や糸魚川のエース山岸を攻略し、チーム打率は4強トップの3割6分4厘。準々決勝では勢いのある佐渡と中盤まで競った展開になったが、勝ちきる強さも見せた。準決勝からの戦い方を知る中越が6年ぶりの頂点を狙う。 《打撃成績》平均打率.364 総得点35 安打50 盗塁5 《投手成績》35回 総失点13 奪三振23 防御率2.57 2回戦 9-2 長岡向陵(8回コールド) 3回戦 11-4 加茂暁星 4回戦 8-4 糸魚川 準々決勝 7-3 佐渡
【帝京長岡VS新発田南】新発田南の小林が帝京打線を抑えられるか
新発田南の140キロ左腕・小林佑が帝京長岡打線をどこまで抑えることができるかが、この試合の大きなポイントとなる。小林はここまで4試合を1人で投げ抜き、自責点はわずか1。防御率は脅威の0.25と圧巻の投球を見せている。疲労の蓄積も予想される中、帝京打線にどう対峙するか。快進撃を続けてきた新発田南に対し、第1シードの帝京長岡が意地を見せるか。
【新潟産大附VS中越】明訓・文理撃破の新潟産大附に勢い
新潟明訓・日本文理と強豪校を破って準決勝に進出した新潟産大附に勢いがある。打線は4回戦まで二桁安打を記録。好機に畳みかける攻撃力がある。この新潟産大附打線を中越の投手陣が抑えることができるか注目。ただ、中越は佐渡戦でエース高橋が2回途中で降板。23日の試合で高橋が登板できるかどうかが心配される。実力がありながらも、昨秋・今春と結果が出ず、ノーシードで今大会に臨んでいる両者。果たして決勝に進出するのは…
注目の準決勝は23日にハードオフエコスタジアムで行われる。 【準決勝】 《23日・ハードオフエコスタジアム》 帝京長岡ー新発田南 新潟産大附属―中越