【新車】「KLX230 シェルパ」トレッキングマシン復活!2025年新型KLX230/Sと共に11/27発売
車体はレーサー譲りのアルミアームやロングサスが魅力
セミダブルクレードルの高張力鋼ペリメターフレームは従来型をベースに、シートレールを新設計。従来より位置を下げることでシート高を低くしつつウレタン量を増加させ、足着き性と快適性をアップした。加えて、シート高を増やすことなくサスストローク量を増加させている。 レーサーKLX230R譲りのアルミスイングアームも新型のポイント。従来のスチール製より1.2kgの軽量化され、デザイン性も高い。STDの車重は従来から1kg減の133kg。Sはサスなどの軽量化で3kg減の133kgとした。 サスもリニューアルされ、前後ともホイールトラベルが増加している。STDはφ37mm正立フォークのホイールトラベルを220→240mmに、リヤは223→250mmにアップ。オフロードの走破性やトラクションが向上している。また新型ではリヤのイニシャルが無段階に調整可能となった。 さらにABSは前後ブレーキともキャンセルが可能に。本格的なオフロード走行にも対応できる。 ディメンションも変更され、より立ったキャスター角と少ないトレール量を採用した。従来型のキャスター/トレールが27.5度/116mmなのに対し、新型KLX230は25.2度/101mm、Sとシェルパは24.6度/96mmに変更。軽快なハンドリングに貢献している。
STDとSはシャープさを増したデザインに
外装に関しては、旧モデルの雰囲気を受け継ぎつつ、大きく変更された。ラジエターシュラウドはKXシリーズのデザインを取り入れ、一段とシャープ化。サイドカバーはフロント部分をカットして面積が小さくなっている。それに対してサイレンサーカバーは大型化され、ヘッドライトのカバー部分もデザインが変更されている。
Sとシェルパはシート高35mm減で足着き性が良好だ
KLX230Sは前後サスストロークを抑え、シートの肉厚を減らしたことで、シート高を35mm減の845mmにダウン。足着き性を高めたモデルだ。 ホイールトラベルはSTDの240mmに対して200mmに、リヤは250→223mmに。従来型の前158mm、後168mmに比べると大幅にアップしており、オフの走破性が高まっている。