神戸港へ寄港した豪華客船「ノーティカ」その船内とは
神戸市役所公式サイト「神戸港クルーズ客船情報」の入港予定には、世界各地からやってくる客船の情報がたくさん掲載されている。神戸港客船入港実績によると、2017年は118回もの入港があったという。神戸ポートターミナルに接岸した豪華客船は、ひときわ人々の目を奪い、まさに洋上のホテルのよう。船内はどうなっているのだろうか。そこで、今回は3月に入港したオーシャニア・クルーズの豪華客船「ノーティカ」(マーシャル諸島船籍)の船内見学会を訪ねてみた。 【動画と拡大写真】クイーン・エリザベスが大阪港に入港 早朝から多くの見物人
神戸港に姿を見せた「ノーティカ」は、全長約181メートル、684人収容、2000年製造、2014年改装、総トン数3万277トンだ。 今回はアジア周遊クルーズの途中で寄港した。数百万ドルという大規模な改装を経て新しい船へと生まれ変わったノーティカは、ユニークな自由席のレストラン 4 軒、ワールドクラスのフィットネスセンター&スパ、8 軒のラウンジとバー、カジノなどを備えている。 贅を尽くしたスイートおよび豪華なステートルームは 342 室。400 人の外国人スタッフが乗客をもてなし、リラックスした雰囲気の中で、陸上のミシュランの星付きレストランにも引けを取らない至高の料理を提供してくれる。
また、オーシャニア・クルーズ船は、世界365港以上に立ち寄り、150以上の旅程を用意し、7日間の日程から180日間で世界を巡るものまで多彩な内容だ。寄港地も、アラスカ、カリブ海、カナダやヨーロッパ、アジア、南太平洋などさまざま。 見学会に参加した50代男性は「こういう豪華客船はいいですね。ワクワクします。定年退職したあとに、ゆっくりクルーズを楽しみたいものです。若い方なら新婚旅行とかにもいいかもしれませんね」と話していた。 (文責/フリーライター・北代靖典)