後藤真希、3年ぶりの写真集「flos」を発売「『ページをめくってハッとした』という声が多かったです(笑)」
後藤真希が11月30日に写真集「flos」(講談社)の発売記念会見を都内で行った。 【写真】写真集「flos」の中からお気に入りのカットを見せる後藤真希 ■テーマは「自分自身をほどくリラックス時間」 1999年9月9日にモーニング娘。としてデビュー。13歳で芸能界入りし、アイドルとして、アーティストとして輝かしい活躍をしてきた後藤がデビュー25周年を記念した写真集を11月29日に発売した。大ヒットした「ramus」から3年、「自分自身をほどくリラックス時間」をテーマに、冬の山形と夏の韓国・済州島で撮影を行った。 3年ぶりの写真集について後藤は「前作よりも期間をかけて撮影できて、ボリュームも前作よりアップしていて、すごくいい作品に仕上がってうれしいです」と手応えを感じている表情で語った。発売後の反響については「ファンの方からは『ページをめくってハッとした』という声が多かったです(笑)」と笑顔を見せた。 ファンがハッとするくらい美しくも大胆なカットもあるが「出来上がったのを見て、自分でも確かにハッとするページはありますけれど(笑)、決意みたいなものとか、『よし! 今からすごいのを撮るぞ!』みたいな雰囲気は、私を含めスタッフさんの間にも全くなくて、ワーキャー言いながら楽しく撮影しました」と撮影時を振り返った。 お気に入りのカットは済州島で撮ったカットをセレクト。「済州島に着いた日の撮影の中で最後の方に浜辺で撮ったカットなんですけど、たぶんスタッフの皆さんと話をしていた時だと思います。楽しくてついつい笑顔がこぼれた瞬間の写真ですね。自分で見ても『いい笑顔してるなぁ』って思いました(笑)」と、その理由を明かした。 ■25周年を迎えた後藤が挑戦したいこと デビュー25周年という大きな節目を迎えたことについては、「いろいろなことがありましたね。でも、モーニング娘。に在籍したのはたった3年間で、自分の中ではその3年間だけでもいろいろな経験ができたなと思っています」としみじみ。 続けて、「あとは、ハロー!プロジェクトから抜けて、今こうやってエイベックスでタレント活動やアーティスト活動をやらせてもらってる中で、自分発信でいろいろなことができるのも、25周年の今だからかなと最近思っています」とコメントした。 今後挑戦したいことは?という質問には「お仕事では、今デビュー25周年を迎えていて、今回の写真集も『25周年にぴったりだよね』って気持ちで出させていただいたんですけど、まだ25 周年は続くので、その期間にもっと皆さんに喜んでもらえる企画だったり、自分も楽しめるようなことが何かできたらいいなと思っています」と語る。 プライベートでは、「ずっと言ってるんですが、ジムに行ってちょっと体を本格的に鍛えてみたいとか、ピラティスをやってみたいとか、そういう気持ちがあるので、始められたらいいなと思っています」と回答。 最後は「3年ぶりとなる写真集『flos』は自分で見てもハッとする写真集ではあるんですけれども、25周年にいい作品を残せたなという気持ちでいっぱいなので、一人でも多くの方に見ていただけるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございます」というメッセージで会見を締めくくった。 ◆取材・文=田中隆信