ボクシング加納陸、20日世界戦 フライ級、王座へ「濃い練習」
世界ボクシング機構(WBO)フライ級2位の加納陸(大成)は11日、同級3位のアンソニー・オラスクアガ(米国)との王座決定戦(20日・両国国技館)に向けた練習を兵庫県三田市の所属ジムで公開した。シャドーボクシング、ミット打ちなどで1時間ほど汗を流し「内容の濃い練習をこなせている」と充実感をにじませた。 18歳だった2016年にミニマム級で世界戦に臨み、敗れた経験がある。2度目となる挑戦を前に「勝ちにこだわって、強引にでもベルトを取りにいく」と闘志をみなぎらせる。 フィリピン選手らとのスパーリングを120ラウンドほど消化してきたという。