脳の権威が断言「AIを使ってもバカにならない」 米国脳トレーナーが教えるAIとのつきあい方
・多彩で楽しめる教材を提供してもらう AIは、多種多様なフォーマット(動画、記事、クイズ、対話型モジュール)を取りそろえて、学習が単調にならないようにしてくれる。それによって意欲を高い水準で保つことができ、モメンタムも持続させられる。 ・学習の習慣化を後押ししてもらう AIは、あなたの変化する興味や目標に合わせて新たな学習機会を提供し続け、学習が生涯の習慣になるように後押ししてくれる。そのおかげで、個人とキャリアの両面で前進するモメンタムを維持しやすくなる。
・学習と休息のバランスを取ってもらう AIのツールのなかには、ユーザーの作業パターンをモニターして、必要に応じて休憩や緊張をほぐす活動を勧めるなど、学習と休息のバランスに配慮してくれるものがある。こうしたバランスは、燃え尽きを防いで、安定したモメンタムを長く保つためにとても重要だ。 ■脳を鍛えれば、未来は明るい AIは、これからも人々の生活を変え続けるだろう。でも、たとえそうだとしても、あなたの脳が時代遅れの技術になり下がることはない。脳は驚くべきツールであり、今後もずっと磨き続けるべきものだ。あなたの脳は、AIの作る複雑な世界を生き抜くための必需品であり、その脳を鍛えることは、あなたが自分自身にできる最良の投資なのである。
テクノロジーと人間の潜在能力が一体となるこの時代は、生きるのが楽しいエキサイティングな時代だ。だから、脳を置き去りにしないでほしい。そうではなく、僕らの最大の資産を携えて未来へと踏み込もう──十分に鍛え抜かれた、リミットレスな頭脳とともに。
ジム・クウィック :ブレインコーチ