「M-1」ジョックロックが結成3年目で初の決勝進出!台風の目&結成から最短での優勝なるか?
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の準決勝が5日、東京・NEW PIER HALLで行われ、芸歴3年目のジョックロックが初の決勝進出を決めた。結成から約2年半で大舞台にたどり着く快挙となった。 福本ユウショウ(37)とリーゼントヘアーが特徴的なゆうじろー(26)によるコンビで、ピン芸人同士だった2022年4月25日に結成。芸歴には7年の開きがある。 福本のNSC(吉本総合芸能学院)の同期には「R―1グランプリ」王者の濱田祐太郎(35)、ゆりやんレトリィバァ(34)、田津原理音(31)らがいる。一方、ゆうじろーの同期にはお笑いコンビ「ぐろう」らがいる。 コント漫才を得意とし、結成3年目ながらNHK新人お笑い大賞では2年連続準優勝をしている。 会見で福本は初の決勝が決まり「むちゃくちゃうれしーい」と全身を使いながら叫び喜びを表した。初めての準決勝の空気感について問われると「いつも見ていた部屋を見ることができた。きょうは喉が飛び気味だった。朝起きて新幹線に乗って東に向かうごとに声が出なくなっていった。舞台上で(この日)初めて大きな声を出した。そこが出るかの勝負だったので勝ちました」と緊張のステージを振り返った。ゆうじろーも喉のスプレーを買うか相談したことを明かした。 福本はステージ上でゆうじろーが「R―1グランプリ2025」で1回戦敗退したことも暴露。「M―1決勝よりR―1の1回戦通過する方が凄いということですね」と語り、笑いを誘った。 結成から優勝までの最短記録は第3回のフットボールアワーの4年8カ月。ジョックロックが今大会で優勝すると、大幅な更新となる。初の決勝とともに記録の更新にも注目が集まる。