キャサリン皇太子妃がお仕事姿でサプライズ登場! がんと闘う若きフォトグラファーとハグ
ウィリアム皇太子が出席し、大英帝国勲章の叙勲式が行われていたウィンザー城に、キャサリン皇太子妃がサプライズで姿を見せました。それは、式典の写真撮影を依頼されていた新進のフォトグラファー、リズ・ハットンさんと面会するため。 【写真】キャサリン妃、がんの化学療法終了報告後初の姿をパパラッチ ヨークシャー州のハロゲートで暮らす16歳のリズさんは1月、非常にまれで悪性度が高い種類のがん、線維形成性小細胞腫瘍と診断され、治療を受けています。ただ、リズさんの母が『BBC』に明かしたところによると、リズさんは医師から余命6カ月~3年と宣告されているそうです。 キャサリン妃とウィリアム皇太子は叙勲式の終了後、ウィンザー城内の別の部屋でリズさんと家族と面会。その後、SNSに次のように投稿しました。 「本日、ウィンザー城でリズさんと家族に会うことができたのは、とても光栄なことでした。私たちはそろって、才能ある若きフォトグラファーのリズさんが持つ創造力と強さに、心を揺さぶられました。写真を撮影し、お話を聞かせてくれたことに、感謝します」 コメントの最後にはサインの代わりに、「ウィリアム&キャサリン」を意味するイニシャルの「W&C」が書き込まれています。
いっぽうのリズさんも、インスタグラムのストーリーズで写真をシェア。「とても素敵な、親切で誠実な方々でした。家族といっしょにこのような体験ができたことを、とび上がるほどうれしく思っています」とコメントしています。 キャサリン妃は9月、ノーフォーク州に滞在していた8月中に撮影したものだという3分間の動画をSNSに投稿。予防的な化学療法が終了したことを公表しました。そして、その中で次のように語っています。 「この9カ月間、私たち家族は信じられないほど厳しい状況にありました。それまでの人生が、一瞬にして変わってしまうこともあるのです。私たちは荒海を乗り越え、知らない道を進んでいくための方法を、探さなければなりませんでした」 「がんとの旅は、すべての人たちにとってそうですが、特に最も身近な人たちにとって、複雑で恐ろしく、予測不可能なものです」 「がんがない状態を保つために、できることに集中しています。化学療法は終了しましたが、治癒、完治への道のりは長いものです。これからも、一日一日を確実に進んでいかなければなりません」 「とはいえ、公務を再開できることを楽しみにしています。可能であれば、もう少し多くの公務に出席していきたいと考えています」 ケンジントン宮殿はいまのところ、今後のキャサリン妃の公務のスケジュールを公表していません。ただ、年内には2回、11月戦没者追悼記念日の式典と、12月のクリスマス・キャロル・コンサートへの出席で、人々の前に姿を見せる予定であることが明らかになっています。
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