<衆議院選>自民党・安倍晋三総裁の第一声【全文書き起こし】
第47回衆議院選挙(14日投開票)が2日に公示された。各党党首が各地で第一声を上げ、12日間にわたる選挙戦の火ぶたが切られた。 自民党の安倍晋三総裁は福島県相馬市の漁港で第一声を上げた。
■全文書き起こし
---------------------------------------------------------- 安倍:皆さま、おはようございます。安倍晋三でございます。今日は寒い中、風の強い中、亀岡偉民頑張れというお気持ちでこの相馬港にお集まりをいただいたこと、厚く御礼を申し上げます。いよいよ選挙戦がスタートしました。一昨年の総選挙、やはり選挙戦の第一声、福島市から、福島県からスタートしました。そして、今年はこの相馬市からスタートさせていただきます。昨年10月、この港にやってきて、おいしいシラスや、毛ガニや水たこやイカをごちそうになりました。本当においしい、このおいしい水産物をもっともっと多くの皆さんに食べてもらいたいな、風評被害を払拭しなきゃいけない。頑張ってまいりました。今、ごあいさつをさせていただいた亀岡偉民さん、本当に頑張ってきてくれたと思います。ちょうどあの大震災が発災したとき、彼らは政権を失っていた。あの大災害、なんでこうなるんだ、皆さんも天を仰いだことだと思います。亀岡さんにとっても、なんで自分が議席を持っていないときに、こんな思いだったと思います。 私もこの相馬、南相馬にやってきたとき、亀岡さんは仲間の議員と一緒に、一生懸命、行方不明者の捜索にあたっていました。地域の皆さんと一緒に助け合っていた。この地域の皆さんのこの助け合い、世界の人々を感動させたと思います。私は一昨年、政権に復帰して、もう亀岡さんしかいないと思って復興担当の大臣政務官に任命をしました。じゃあ、一生懸命本当に汗を流してくれた、その成果でこの港も沖の防波堤以外は今年度中に全て、施設は完成します。その仕事を一生懸命進めてきたのが亀岡さんです。まだまだ亀岡さんには汗を流してもらわなければいけません。本当に役に立つんですよ、体もでかいし、アイデアもあるんですよ、皆さん。どうか皆さんのお力で、再び亀岡偉民を国会に送っていただきますように、よろしくお願います。