観賞者を楽しませている秋バラ＝伊奈町制施行記念公園

　埼玉県内最大のバラ園として知られる伊奈町小針内宿の伊奈町制施行記念公園で、秋バラが開花している。春バラと比べ花は小ぶりでも色や香りは強く、秋ならではのバラが楽しめる。 関東一円から客が集まる人気、埼玉で注目の「農園」も

　バラは春だけ咲く一季咲きと、春から秋にかけて順次咲く四季咲きがある。公園内のバラはほとんどが四季咲きで、秋にも楽しんでもらえるよう大切に育てている。 　面積は1・4ヘクタール。町オリジナル品種で、赤色の「イナローズ」、ピンク色の「イナ姫」、黄色系の「伊奈の月」など400種、5千株が植えられている。見ごろは、天候にもよるが、11月上旬から中旬にかけてという。 　27日はイベント「秋バラまつり～ローズフェスタ2024～」を実施。巨大エアー遊具や仮装パレード、キッチンカーなどのほか、能登半島復興支援ブースもある。 　問い合わせは、バラの花が町公園緑地係（電話048・721・2111）、イベントが町観光協会（電話048・724・1055）へ。