ジュビロ磐田が痛恨の3連敗で“崖っぷち” J1残留へ残り2試合2連勝が必須 横浜FMとの打ち合いに敗れる
◇サッカーJ1 横浜F・マリノス4-3ジュビロ磐田(16日、ヤマハスタジアム) 降格圏内18位に沈むジュビロ磐田は16日、延期となっていた第29節12位横浜F・マリノスとの試合に3-4で敗戦。J1残留が厳しい状況となりました。 【画像】J1順位表(11月10日終了時点) 試合開始前時点で磐田の勝ち点は35。残留を争う16位アルビレックス新潟は勝ち点41で、17位柏レイソルは勝ち点40。この延期試合に勝利すれば、柏に2ポイント差まで詰め寄れる状況の中、ホームに横浜FMを迎えます。 前半5分、カウンターから磐田の渡邉りょう選手が抜け出し、ラストパス。これをジョルディ・クルークス選手が右足で沈め、幸先よく磐田が先制に成功しました。 しかし、猛攻を仕掛け続けた横浜FMが前半アディショナルタイム4分に同点弾。得点ランキング2位のアンデルソン・ロペス選手(20得点)が左足で流し込み、今季21得点目を決めました。 その後は横浜FMがペースを握り、後半開始直後に西村拓真選手が逆転ゴール。さらにはアンデルソン・ロペス選手が後半19分、後半26分と立て続けにゴールネットを揺らし、ハットトリックを達成。得点ランキングトップに躍り出る23得点目で、点差は3点に広がりました。 それでも、エースのジャーメイン良選手が後半終了間際に立て続けに得点。3-4と猛追をみせましたが、あと一歩及ばず。無情の笛がピッチへ鳴り響きました。 この日の結果により、残り2節で磐田は2連勝が絶対条件。また、次節勝利しても、16位新潟と17位柏の結果次第では、磐田のJ2降格が決まります。