裂ける大地、なだれ込む水 ヨーロッパ最強アイスランドの“落ちる滝”
THE PAGE
ダウンジャケットにニット帽、手袋……、いつもより膨らんだスーツケースを転がし成田へ。ヘルシンキ経由で北極圏に位置するアイスランドに向かった。国名からイメージしていた“氷の国”は想像を超えていた。
アイスランドの大自然の風景は見ていて飽きない。国内に多く存在する滝。なかでもデティフォス(アイスランド語で“落ちる滝”の意)は、幅100m、落差45m、その水量はなんと毎秒約200トン。ヨーロッパで「最強」と称されている。 溶岩の大地が裂け、そこに大量の水が流れ込む光景は圧巻だ。リドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」のオープニングシーンにも使われたロケ地としても有名だ。 (2017年4月撮影・文:倉谷清文) ※この記事はTHE PAGEの写真家・倉谷清文さんの「フォト・ジャーナル<息づく大地:ホットなアイスランド>-倉谷清文第5回」の一部を抜粋しました。