ガリレオvsラストマン 福山雅治めぐりフジとTBSが〝奪い合い〟
フジテレビとTBSの間で福山雅治の〝奪い合い〟が起きている。どういうことか。 10月13日には地元・長崎県で凱旋フリーライブを開催し大きな話題となった福山。アーティストとして今も絶大な人気を誇っているが、俳優としての需要も高まるばかりだ。 【写真】颯爽と空港に降り立つ福山雅治 福山といえば2007年の東野圭吾原作のフジテレビドラマ「ガリレオ」で主人公・湯川学を演じ大ヒット。08年には映画「容疑者Xの献身」が公開された。以後、ガリレオシリーズはこれまでドラマが第2シーズン、映画が第3弾まで公開され、福山の代表作となっている。一方、他のドラマもシリーズ化を狙っているという。 それが昨年TBS「日曜劇場」で放送された主演ドラマ「ラストマン―全盲の捜査官―」だ。福山演じる全盲のFBI特別捜査官と大泉洋演じる警視庁の刑事がバディを組んで難事件を解決していくストーリー。 テレビ関係者によると「すでに来年1月から3月にかけてスペシャルドラマと映画の撮影が行われることが決まっているそうです。映画は来冬公開予定で、TBSはシリーズ化を狙っていますが、フジテレビも新たなガリレオ作品を企画していると聞いています」という。 もはや「ラストマン――」も福山にとって新たな代表作になることが確実視されているが、今後はフジテレビとTBSが福山のスケジュールを奪い合うこととなりそうだ。 「『ラストマン――』はオリジナル作品のため、いくらでもストーリーを膨らまし延ばすことができます。ただ、ガリレオシリーズも東野氏が今なお書き続け、作品数が豊富なため、尽きることがない。共にいくらでも作品は作れるのでスケジュールがかぶった場合はその時の福山さんの気持ち次第ですね」(同) 両局による水面下での探り合いは続いていきそうだ。
東スポWEB