凄すぎたのは? プレミアリーグ、歴代最強アジア人選手ランキング7位。史上初のハットトリック! 名将が惚れたテクニシャン
現在、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグに史上最多となる5人の日本人選手が挑戦しており、トッテナムではソン・フンミンが主将を務めるなど「アジア人選手」の存在感が増している。今回はドイツメディア『OneFootball』が作成したランキングを基に、歴代最強アジア人選手ランキングを紹介する(成績は『transfermarkt』を参照。2024年9月22日時点)。
7位:香川真司(元日本代表) 生年月日:1989年3月17日 プレミアリーグ通算成績:38試合6得点6アシスト 香川真司はドルトムント時代と比較をすると、マンチェスター・ユナイテッドでは自らの持ち味を発揮しきれなかった。在籍期間はわずか2年と短かったが、それでも随所に記憶に残る活躍を披露している。 香川が加入した当時のマンチェスター・ユナイテッドは“スター軍団“だった。背番号10を背負うウェイン・ルーニーや2012/13シーズンにプレミアリーグ得点王に輝いたロビン・ファン・ペルシらが前線に君臨し、最終ラインにはネマニャ・ヴィディッチとリオ・ファーディナンドの鉄壁コンビが仁王立ち。全体的に年齢層が高く、チームが過渡期を迎えていたことは間違いないが、その中で日本人選手がプレーすることは特別なことだった。 このスター軍団の中でも香川は怪我がありながらも出場機会を掴み、ノリッジ・シティとの第28節ではプレミアリーグでアジア人史上初となるハットトリックを達成。アレックス・ファーガソン政権でのラストマッチとなったウェストブロム戦でもゴールを決め、2シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に貢献した。 1年目の香川は順調だったが、移籍2年目にデビッド・モイーズが新監督に就任すると露骨に出場機会が減った。同監督のエバートン時代の教え子であるマルアン・フェライニが重宝されるなど、よりフィジカル重視のチームとなったことで、テクニシャンタイプの香川は苦戦。最終的にレギュラーを奪取したが、公式戦30試合でノーゴールという残念な結果に終わり、翌シーズンにドルトムントへと復帰を果たしている。
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