「おかず1個で米を5合食べる日本人」が中国で“1億回再生”され一躍スターに。本人を直撃
5合の白飯をウインナー1本やたくあん1枚だけをおかずに黙々と食べる動画投稿者『One food riceman』。動画ではひたすら白飯を食べるだけにもかかわらず、それらの動画が累計1億回以上も視聴されている。しかも彼が在住する日本ではなく、なぜか中国で。 中国では「米饭仙人(お米の妖精)」という愛称で親しまれている彼は一体何者なのか。その真相を確かめるため、彼が住む都内のシェアハウスに向かった。 ⇒【動画】煮卵1つで米5合を完食
中国で大バズり中の日本人「One food riceman」の正体
謎だらけの『One food riceman』の正体は、芸歴8年目のお笑い芸人・FFヤスエダ氏(27歳)。彼が動画を投稿することになったきっかけとは。 「2023年末にコンビを解散してから、芸人の仕事が2か月に一回程度の舞台のみになっていました。めちゃくちゃ暇で『このままではいけない』とSNSに動画投稿を始めようと思いました」 大量の白飯を食べるアイデアは、売れっ子先輩芸人からのアドバイスによるものだった。 「ピン芸人時代にフードファイターのネタをやっていた時に、作家の方から『本当に食えた方が面白い』と言われたんです。もともとは大食いではなかったんですが、訓練して量を食べられるようにしていました。 動画のネタに悩んでいたところ、お世話になっているレインボーの池田さんから『その大食いを活かしてみたら?』とアドバイスをいただいたんです」
先輩芸人の後押しもあって動画投稿をスタート
ただの大食いではつまらないと「少しのおかずで大量の白飯を食べる」企画に。海外でのバズも狙って、アカウントの名前は芸名ではなく「One food riceman」にした。 「きつそうにダラダラ食べている自分の動画を見て『これ面白いのかな…』と不安になりましたが、池田さんに『めちゃくちゃ面白い!』と言ってもらえたのが自信になりましたね」 しかし、もともと大食いではなかったため、完食するのは相当きついそうだ。 「動画にも映っていますが、実際に食べるとなるとちゃんときつくて(笑)。身長180センチ、体重67キロのどちらかというと痩せ型なので体格に恵まれているわけでもなく、頑張って食べています」