『虎に翼』「これは…お醤油煎餅かしら?」とたずねる涼子に「なんですって」と強めに反応した寅子。対してよねはお茶を吹き出しそうに…視聴者「アドリブで素の姿が」「よねらしからぬ笑い」「ほっこり」
◆「これは…お醤油煎餅かしら?」 まず、涼子より先にかじっていたよねは、机の上にお煎餅のかすをまき散らしました。それを見て即座に「あら? ぶちまけたわね」と言う寅子。 よく見ると、いつもしかめっ面のはずのよねがここでくすっと笑ってしまっています。 笑いを我慢するように、続けて「ああ、これはうまいな」とお煎餅の感想をよねが伝えると、寅子は「うま!」涼子も「おいしい!」と反応します。 さらにお煎餅を口に含みながら「これは…お醤油煎餅かしら?」と寅子にたずねる涼子。対して寅子は耳に手を当てて「なんですって?」と強めに聞き返します。 そのやりとりを横で見ていたよねは、飲んでいたお茶を吹き出しそうにするのを必死に我慢するのでした。
◆素が垣間見えてほっこり しばらく続いたアドリブらしきやりとり。重い話が続くなか、3人それぞれの”素”が垣間見えた楽しいシーンに、喜んだ視聴者が多かったようです。 ネットでは「よねさんらしからぬ笑い!これはアドリブだろうなあ、と微笑ましく見ていました」「明らかにカメラが長回しに。笑いを我慢できないよねさんかわいい」「皆さんの素の姿が垣間見えたようなシーンにほっこり…」「これはお醤油せんべいかしら、なんてふつう聞かないでしょ(笑)」「よね、『お気立てに難がある』指摘を何十年も根に持っていたのね」といった声があがっていました。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを担当。脚本は吉田恵里香さんが、主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 『虎に翼』最終週予告。桂場「ご婦人が法律を学ぶことも職にすることも反対だ」の声が途切れた瞬間、よねに向けて轟の檄が飛ぶ。そして寅子はかつての弁護士の法服姿で法廷に立ち…
- 『虎に翼』岡田将生さん演じる航一モデル・三淵乾太郎が所属<ある機関>総力戦研究所とは?若きエリートたちは「日本必敗」を開戦前に予測したが…
- 『虎に翼』無力感を覚える寅子を置いて、上京していった美佐江。進学先が<東大>という事実に視聴者「この先の美佐江の動向は!?」「光クラブ事件を想起」「もしや東京で再会」
- 92歳の弁護士、手塚正枝さん「朝ドラモデル・三淵嘉子先生は、チャーミングな人だった。親孝行したくてなった弁護士を、細く長く続けて」
- 『虎に翼』<大学院中退します!><普通の家庭いらない!><結婚に親の承諾不要!>。KOされた航一に視聴者「カオス回」「怒って当然では」「このドラマの核心」