50代 老け見え、疲れ見え「くまを薄くしたい」簡単な解消法とは?
アラフィ―世代になると気になるくまやたるみなどの「エイジングサイン」。どんよりくまを解消できる「鼻ほぐし術」を、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが伝授。 【写真】50代女性の「おすすめ美容法」
鼻の中央や眉頭の筋肉の動きをよくして血行促進
鼻の中央や眉頭には多くの血管が集まっているが、筋肉が動きにくく血行不良になりがちで、これがくまの原因に。鼻筋や眉頭の皺眉筋の動きをよくすればくまが解消しやすい。
\鼻すじをシュッと通す効果も!/
\ほぐすのはここ!/ A.皺眉筋(しゅうびきん) 鼻骨のきわにある眉頭から眉毛の上に向かって走る筋肉。ここをほぐしむくみをとると鼻すじが通るうえ、目のまわりの血流やリンパ液の滞りが改善し、くまが改善しやすくなる。 B.鼻筋 鼻の真ん中から小鼻のわきを通り、小鼻の下までつながる筋肉。この筋肉の動きをよくしてコリをとると目のまわりの血液とリンパ液の流れがよくなり、くまが改善しやすい。
1.眉間のくぼみに右手親指の腹を当て、ほかの指を髪の生えぎわに置き、頭の骨をはさむように圧をかける。同時に左手の親指と中指でメガネの鼻パッドが当たる部分をはさみ、小指のつけ根の膨らみをあごに添え、下に引っぱって5秒キープ。これを5回。左右を入れ替えて同様に。
2.次に1の状態のまま、右親指で眉間を上に押し上げ、左手で鼻を引き下げながら、「うんうん」とうなずく。これを8回。左右を入れ替えて同様に。
3.手の位置は2と同じままに、「いやいや」と首を横に振る。これを8回。その後左右を入れ替えて同様に。
●村木宏衣(ひろい)さん エイジングデザイナー。美容医療クリニックなどでの勤務を経て村木式整筋メソッドを確立。’18年に自身のサロン『Amazing♡Beauty』を開設。著書は『鼻のむくみ・ゆがみとり! 顔印象変わる 美鼻矯正』(講談社)など。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/藤本 希 モデル/殿柿佳奈 取材・原文/和田美穂 ※エクラ2023年12月号掲載