＜明治神宮大会：横浜4－3広島商＞◇高校の部◇決勝◇25日◇神宮 横浜（関東）が広島商（中国）を破り、松坂大輔投手を擁した97年以来、27年ぶりの神宮大会優勝を果たした。 【写真】視察に訪れた侍ジャパンの井端監督 初回に4番小野舜友内野手（1年）の2点適時打で先制。2回も相手の制球の乱れに乗じてチャンスを作り、1番阿部葉太外野手（2年）の2点適時二塁打で加点。序盤で一気に主導権を握った。 先発右腕の背番号10、織田翔希投手（1年）はカーブを効果的に使いながら、6回まで散発2安打。7回に2失策が絡んで2失点し、最終回も連打を浴びたところで、背番号1の左腕・奥村頼人投手（2年）にスイッチ。何とかリードを守り切った。 新チーム結成以降、屈指の選手層は他校からも警戒されており、その包囲網の中で全国の頂点に立った。来春センバツ（25年3月18日開幕、甲子園）の「神宮大会枠」は、横浜の優勝に伴い、一般選考で6枠ある「関東・東京」から7校目が選出される。
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