「『バスケで群馬を熱くする』べく、日々活動し地域に貢献して参ります」

群馬クレインサンダーズのホームアリーナである『オープンハウスアリーナ太田』

群馬クレインサンダーズは10月16日、ホームアリーナの『オープンハウスアリーナ太田（オプアリ）』が2024年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。 『オプアリ』は群馬のホームアリーナとして群馬県太田市に2023年4月に完成。約5,000人収容のコンパクトな空間には、世界トップクラスの観戦環境が詰め込まれている。官民一体の取り組みにより、地域のスポーツエンタメ拠点、市民スポーツ拠点、世代を超えて人々が集う交流拠点として、「まち・ひと・しごと」の良い循環を生み、市民が誇れる「シビックプライド」を醸成できることを目指し、まちづくりの核となる「地域共創型アリーナ」という新しい形を創出。また、建設・運用には、オープンハウスグループから太田市への企業版ふるさと納税44億円と、オープンハウスグループからのネーミングライツスポンサー料が活用されており、自治体の財政負担を軽減したスキームとなっている。 今回群馬が受賞したグッドデザイン賞とは、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動のこと。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなどさまざまなものごとに贈られ、形のある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、 その質を評価・顕彰している。 審査委員は以下のように評価している。「群馬クレインサンダーズのホームアリーナということで、強い熱狂を生む場所を地域の活動拠点にしていく事例の一つであるといえる。3×3のできるバスケットコートが屋外スペースに設けられ、バスケット愛好者の日常の風景は、ある日の熱狂から生まれることは想像に難しくない。限定的なターゲットに 絞られる公共空間ともいえるかもしれないが、そこから生まれる確かなシビックプライドの広がりに期待したい」 群馬の阿久澤毅代表取締役社長は受賞について以下のようにコメントしている。「これまでにない最高峰のスポーツエンタメ空間を作り出し、昨シーズン多くの方に足を運んでいただき、Bリーグ3位の入場者数を記録することができたのは、太田市の協力とともに、太田と周辺市民の皆さんに私たちの想いが届いた結果だと思っています。今回スポーツビジネスとコミュニティー拠点を評価いただいたようにオープンハウスアリーナ太田を拠点とし、我々のクラブ理念でもあります『バスケで群馬を熱くする』べく、日々活動し地域に貢献して参ります」