BLドラマ『好きやねんけどどうやろか』で話題!注目の若手俳優・簡秀吉×西山潤が明かした、20代のうちにやっておきたいこと
二人が20代のうちにやっておきたいこと
――簡さんは21歳、西山さんは25歳ですが、20代のうちにやっておきたいことや目標などありますか? 簡 与えられた役はなんでもやりたいと思っているので、「こういう役を演じたい!」という具体的なものはあまりないのですが……。でも、役者としての目標は「アカデミー賞を取ること」ですね。 西山 20代のうちに? 簡 はい! 夢はでっかく! 西山 素晴らしい目標だと思う。僕の20代前半はあっという間で、ちょうど折り返し地点。でもその間にもいろんな波があって、一周した上で思うのは、まだまだ失敗ができてないということ。役へのアプローチも芝居の仕方も、25歳で決めつける価値観ってすごくまだ小さいものだと思うんです。自分なりに大切にしたい考えは持ちつつ、捨てるところは捨てながら、たくさん挑戦して失敗していきたいです。 ――現在、折り返し地点にいる西山さんが、簡さんに20代前半のうちに「これはやっておいたほうがいい」など伝えたいことってありますか? 西山 やっぱり“食わず嫌い”はしてほしくないですね。経験していないことを「きっと嫌いだろうな」と、やる前に避けるのではなく、なんでもチャレンジしてほしい。それは役柄にしろ、芝居のアプローチの仕方でも。あっという間に時間が過ぎてしまうので、やろうと思ったことはすぐにやっていくのが一番だと思います。まあ、こんなことを言っていますが、僕もそれに気づいたのは最近なんですけどね。 ――それは何かきっかけがあったんですか? 西山 「あれやりたい」「こんなことにチャレンジしたい」と考えていたのに、結局何もせずに気づけば1年経っていたりして。スケジュールに余裕があったときもあるはずなのに。やらなかった時間が一番もったいないなっていうことに気づいて、それから忙しいときこそいろんなものをやろうと思うようになりました。 ――簡さん、アドバイスを受けていかがですか? 簡 そうします……! 西山 (笑)。 簡 まだこの業界に入って3年目なので、食わず嫌いはせずに「わかりました」って言うようにしていますが、選り好みしちゃう瞬間ってやってくるんですかね……。でも先輩のアドバイス通りに、これからも何事にもチャレンジしていきたいです。