プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD（24日、東京都内）ヤクルト・高津臣吾監督（55）は、愛知工大・中村の交渉権を競合なく獲得し「いろいろな覚悟はしていましたけどね。良かった」と胸をなで下ろした。 【写真】高津監督、一本釣り！D1位指名の愛知工大・中村優斗はヤクルトの応援傘を持ちながら、チームメートに胴上げされた 力強い直球を武器とする本格派右腕。「総合的に今のスワローズに一番マッチしていると判断した。うちの先発陣を考えたときにパワーピッチャーが少ない。先発としてしっかり大きく育てていきたい」と先発として育成していく方針だ。 前日のスカウト会議後には1位指名選手を公言せず「バッティングがいい」と野手指名も匂わせていた高津監督。長崎・諫早農高3年時にエースで4番として活躍した中村を球団では2年ぶり、今ドラフトで12球団唯一となる1位単独指名。〝一本釣り〟に成功した。（赤尾裕希）
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