M&K Racingがスーパー耐久参戦体制を発表。2台のFL5型シビック・タイプR TCRで臨む
7月1日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONEに参戦するM&K Racingは、2024年の参戦体制を発表した。今期は2台ともにFL5型のホンダ・シビック・タイプR TCRを投入し、どちらも楽しみなラインアップを揃えた。 スーパー耐久にホンダ・シビック・タイプR TCRで挑戦を続けるM&K Racingは、今季の序盤2戦こそ参戦していなかったが、いよいよその参戦体制が明らかにされた。今季も2台体制は継続するが、2台ともFL5型の最新のホンダ・シビック・タイプR TCRに。カラーリングもグレー&ホワイトとブルーにレッドが入るもので揃えられた。 97号車は、今季も遠藤光博をAドライバーに、元F1ドライバーの中野信治、2021年のKYOJYO CUPチャンピオンでFIA-F4で活躍する辻本始温が組む。さらにN-ONE OWNERS CUP、S耐参戦経験が豊富な桝本隆介が加わる。さらに、アジア交流の一環としてタイのHOMR(ホンダ・ワンメイク・レース)とコラボし、シーズン途中にHOMR参戦のアジア人ドライバーを迎えるという。 一方、98号車は車両とともにドライバーラインアップも一新。ST-Zクラスでの経験も豊富なKIZUNAがAドライバーとして加入。韓国スーパー6000などに参戦するほか、日本での活動も豊富なリ・ジョンウが加わり、CドライバーにHRS(ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿)卒業生でポルシェカレラカップに参戦する山本聖渚が加わった。 また、チームでは若手育成を目的とした『メカニック育成チャレンジ』を実施することになった。複数のホンダカーズディーラーとコラボし、サービススタッフがスーパー耐久レースのピット作業に参加するという。 さらに興味深いコラボとして、「日本が誇るべき文化である盆栽文化をより広く知ってもらうため」にさいたま市とコラボレーションすることになった。さいたま市には『大宮盆栽村』というエリアがあるが、1923年の関東大震災以降、盆栽業者が東京から離れ移り住んだのが大宮で、今年で開村から100周年を迎えるという。 そんな100周年を記念したロゴが2台のシビック・タイプRに入れられることになり、【静】の盆栽、【動】のレースを融合し、全国のサーキットでPRしていくという。 M&K Racing スーパー耐久参戦体制 チーム名:M&K Racing チーム代表:木村晃久 メンテナンス:M&Kマネージメント株式会社 カーナンバー97 車両名:Racer ホンダカーズ桶川 CIVIC 参戦クラス:ST-TCR Aドライバー:遠藤光博 Bドライバー:中野信治 Cドライバー:辻本始温 Dドライバー:桝本隆介 カーナンバー98 車両名:Racer ホンダカーズ桶川 CIVIC 参戦クラス:ST-TCR Aドライバー:KIZUNA Bドライバー:リ・ジュンウ Cドライバー:山本聖渚 Dドライバー:TBA [オートスポーツweb 2024年07月02日]