ツインズ戦で3号含む3安打

ツインズ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場。7回に今季3号ソロを放つなど、5打数3安打1打点の活躍。ドジャースの4-2の勝利に貢献した。松井秀喜氏が記録しているMLB日本人最多の「通算175本塁打」にあと1本と迫った。柵越えを許した相手投手のジェイ・ジャクソン投手は「あのボールが越えて行って、僕は驚いたよ」と地元紙の前で衝撃を口にしている。 【動画】「ウソだろ…」敵地解説が思わずあきれたようにつぶやいた大谷の本塁打 　打たれた相手も予想外の柵越えだった。7回2死走者なし。大谷は元広島の右腕ジャクソンと対戦し、真ん中速球を逆方向へ。高々と上がった打球は左翼席に届く3号ソロになった。打球速度106.9マイル（約172キロ）、飛距離376フィート（約115メートル）の一発。ホームイン後には笑顔で味方に祝福された。 　米ミネソタ州地元紙「パイオニア・プレス」は、大谷に3号を浴びたジャクソンの言葉を伝えた。「ショウヘイ・オオタニがショーを披露し、ツインズに勝利したドジャースを導く」との見出しが打たれた記事の中で、「彼は誰にも負けないくらいストロングだ。あのボールが越えて行って、僕は驚いたよ。彼はビッグボーイだから、ああいうのをもっとたくさん打っていくだろうね」と語ったとされている。 　大谷はこの試合で大谷は二塁打2本を含む3安打。自己最長の5戦連続マルチ安打とし、打率.345、OPSは1.056まで上昇。通算本塁打数はヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が持つ日本人選手最多記録「175本」にあと1本に迫った。