【競輪】神山雄一郎と何度も好連係の戸辺英雄氏は「引き際としてはいいタイミング」
競輪界のレジェンド・神山雄一郎(56=栃木)が24日、都内で会見を開き、現役引退を表明した。 88年デビューから史上最多のG1優勝16回、全G1・6大会制覇=グランドスラムなど、数々の金字塔を打ち立てた希代のレーサー。その大きな節目を見届けるため、多くの報道関係者らが会場に詰め掛けた。 ◇ ◇ ◇ 引退を決めた神山雄一郎と大舞台で何度も好連係を決めた戸辺英雄氏(61=茨城・51期引退)は、印象に残るレースに95年6月の高松宮記念杯(当時高松宮杯)を挙げた。「やっぱり宮杯ワンツーですよね。神山が優勝したレースが印象に残ってますよ。いつも、強過ぎる神山に付いていくことだけ考えた。四日市記念(1991年4月)は、あのまくりを差して自分が優勝。いい思い出です。神山はここまで精いっぱい頑張った。引き際としてはいいタイミングでしょう。お疲れさまでした」。