「今日は夢の始まりです」“レッドブル新体制”の大宮、新加入選手&新ユニをお披露目
RB大宮アルディージャは9日、キックオフイベント(新体制発表会見)を行った。 昨季はJ3リーグを25勝10分け3敗と圧倒的な成績で駆け抜け、J3優勝と1年でのJ2復帰を果たした。また昨年はレッドブルグループの経営権獲得が決定し、今季からチーム名が『RB大宮アルディージャ』に変更となった。キックオフイベントで発表された今季のユニフォームも、従来のオレンジではなくネイビーが基調となり、胸スポンサーと背中スポンサーがレッドブルになった。ユニフォームモデルを務めた小島幹敏は「大宮とレッドブルの融合が最高にカッコいい!」と絶賛した。 日本におけるコマーシャルディレクターを務めるフィリップ・ヴンダーリッヒ氏は「新たな旅路のスタートとなります。レッドブルが持つグローバルネットワークを届けていきたいですし、大宮は値する街だと思っています。今日は夢の始まりでもあります」と期待感に溢れる挨拶。「埼玉、大宮にはサッカー文化の土台があります。この地域でもっと力強いものにしていきたいと思っています。ファンの情熱、パートナー、地域の皆さんの力が合わされば成功できると確信しています」と話した。代表取締役社長兼ヘッドオブスポーツの原博実氏は「簡単ではありません。一歩一歩、いろいろな変化があると思います。J1昇格を目指して熱く戦っていきたいと思います」と集ったファン・サポーターに向けてメッセージを送った。 “改革初年度”を迎える今季に向けて、GK坪井湧也(←ヴィッセル神戸/期限付き移籍)、DF安光将作(←カターレ富山)、DFガブリエウ(←横浜FC)、MF谷内田哲平(←京都サンガF.C.)、FW豊川雄太(←京都)、FWカプリーニ(←横浜FC)を獲得。またDF福井啓太(←筑波大)、MF中山昂大(←東洋大)、FW磯﨑麻玖(←大宮ユース)の3名の新卒選手を迎えた。就任2季目を迎える長澤徹監督は「(シーズンが移行する)2026-27シーズンからJ1で戦うためのシーズンです。最終的には信じてもらえるチームに仕上げていきたい」とコメントすると会場からは大きな拍手が送られた。 J2開幕戦では昨季4位のモンテディオ山形とホームで対戦する。豊川は「大宮でプレーするのは楽しみですし、満員になると聞いていますので(笑)。僕たちを後押ししてくれると嬉しいです」と呼びかけた。
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