“金の亡者”皇治がブアカーオに「体重オーバーしてもいいよ。その代わり100グラム100万円で買って」と悪魔の提案【JMAEXPO】
格闘家の皇治(TEAM ONE)が10月17日、自らを「金の亡者」と認めたうえで対戦相手のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)に悪魔の囁きを放ち、さらなる銭ゲバっぷりを発揮した。 2人は「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)でボクシング特別ルールで対戦する。同大会は日本の格闘技の魅力を世界へ発信するプロジェクト「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の第1弾大会。 この日は前々日会見が横浜市内で行われた。 先に会見を行ったブアカーオがカード発表会見での皇治の「ブアカーオは今は金の亡者。顔に出ている」という発言に「皇治選手がそういうことを言うなら、今回はお金なしで戦って見たらどうでしょう」と大人の返しをしたのだが、それを聞かされた皇治は「なんで? 僕は金の亡者ですやん。僕はバリバリの金の亡者」とあっさり。 その一方で「ただ一つ変わったのは、今までは自分ために稼ぐのに必死だった。でも今は仲間のため。このイベントを好きな理由が3つくらいあって、一つはチャリティーすると聞いたし、僕は今自分がしている調子に乗っている生活を仲間にもしてほしいし、そういう思いで戦っている。そういう意味では昔より戦うことに対しての思いは強い。昔は自分が稼ぐとか、ええカッコすることに精いっぱいやったけど、今はいろいろなものをしょっているので精神的に強い」とモチベーションの変化も明かした。
いったん会見終了した後に「言いたいことがあった」と戻ると「もともと4試合目くらいと聞いていたのに、メインという噂を聞いた。話が違う。パッと試合して、小遣い稼ぎして帰って遊ぶ約束をしていたのに。応援団の終電もある。4時やというから皆来てくれるのに7時って。谷川、やってくれたなと。これケンカやね。ファイトマネー上げてもらおうと思っています。明日はばっと戦って、ばっと稼いで遊びたい」と大会の実行委員の谷川貞治氏とも“銭闘”モード。 立ち上がり、会見場を去りかけたところで「もう一つあった」と再度戻ると「ブアカーオは試合がギリギリに決まったんで、体重きついと思うんですよ。だから別にオーバーしてもいいよ、と。100グラム100万円で買えと。だから1キロオーバーで1000万。何キロでもいいからって伝えといてください」とブアカーオに悪魔の囁きともいえるメッセージを残した。