右肩亜脱臼で8月から戦列離れていた菊地圭尚が復帰「ケイショウじゃなくて重傷でした(苦笑)」/松阪競輪G3
松阪競輪場の「ザ・レオニズカップ(G3)」が14日に開幕。6Rの一次予選に出場する菊地圭尚(44歳・北海道=89期)に話を聞いた。 「笑い事じゃなくて、マジでケイショウじゃなくて重傷でした(苦笑)」 菊地圭尚は8月の川崎F1を途中欠場し、戦列を離れていた。 「実は発走機を出た時に脱臼してしまって。今までにないくらい腕が伸びたなって思ったんですよ。(再発走をアピールするための)手も上げられなかったし地獄でしたね」 診断結果は「右肩の亜脱臼」とのことで「日常生活を送るのに支障が出るくらいヤバかった」と振り返る。 「市民病院に行ったら『すぐ手術ですね』って言われて。でも手術すると1年は安静にしなきゃいけないんです。手術は避けたかったので違うところで診てもらったら、なんとか回避できました」 久々の実戦で不安もあるはずだが「もう自分の本能に賭けますよ。それしかない。あとは気合ですね」とどこか開き直った様子。初日は照井拓成、阿部拓真の3番手から上位進出を目指す。(netkeirin特派員)