日本VS韓国!? アジア人の移籍金ランキング6位。元ブライトン史上最高額! アジアを代表する点取り屋
近年、サッカー界でアジア人選手の存在感が増している。かつては欧州や南米の選手が移籍市場の中心的存在でアジア人選手の評価は低かったが、もはやその構図は崩れつつあると言える。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したアジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月11日時点
6位:アリレザ・ジャハンバフシュ(イラン代表) 生年月日:1993年8月11日 移籍先:AZアルクマール(オランダ)→ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド) 移籍金:2250万ユーロ(約36億円) 23/24リーグ戦成績:23試合3得点4アシスト 欧州で長くキャリアを築いてきたアリレザ・ジャハンバフシュも、アジア人選手の価値を引き上げてきた功労者の1人だろう。歴代移籍金ランキングでは6位にランクインしている。 ジャハンバフシュにとって、欧州での旅路は2013年7月に母国イランのクラブであるダーマーシュからオランダのNECナイメヘン(以下NEC)に完全移籍したところから始まった。この時の移籍金はわずか25万ユーロ(約4000万円)。だが、NECでの活躍が評価されて2015年8月にAZへ加入した際には、移籍金は180万ユーロ(約2.9億円)に上昇していた。 ジャハンバフシュの快進撃は続く。AZでレギュラーとして活躍すると、2018年7月にはブライトンと5年契約。当時、ブライトンのクラブ公式サイトは、ジャハンバフシュ獲得にかかった移籍金2250万ユーロ(約36億円)がクラブレコードとなったことを発表している。 残念ながら、ジャハンバフシュはブライトンで思うような結果を残すことができなかったが、2021年7月に加入したフェイエノールトで“復活”。在籍3シーズンで公式戦106試合に出場して17得点16アシストをマークした。19歳で母国を離れた男は、オランダの地でアジアを代表する選手としての地位を確立してみせた。
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