放たれた矢で“豊凶”占う 君津市で300年続く伝統神事「やぶさめ」
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉県君津市の神社で1月7日、2025年の五穀豊穣を願う伝統の神事が行われました。 君津市北子安の菅原神社で行われたのは、市の無形文化財に指定されている伝統神事「やぶさめ」です。 的に当たった矢の本数や位置で2025年1年の天候や作物の豊作や凶作を占うもので、元禄時代から300年以上の歴史を持つとされています。 7日は「わかと」と呼ばれる正装した少年や宮司らが、長さ1・8メートルの弓を力いっぱい引き、2025年の恵方西南西に立てられた的に向かってあわせて12本の矢を放ちました。 見事、4本の矢が的に命中。宮司によりますと、晴天を意味する白に当たった矢が多いことから、2025年は天候に恵まれ、豊作が期待できるということです。 「わかと」を務めた伊藤颯輝くん(5) 「ここの射るところが楽しかった」「(Q弓の重さは)重かった」
チバテレ(千葉テレビ放送)