最高額は誰だ! J1新外国人選手、市場価値ランキング1位。タイトル奪還の切り札!? 24歳のブラジル人
2月23日に開幕を迎える2024明治安田J1リーグに向け、各クラブは着々と準備を進めている。その中で補強も活発に行われており、とくに新外国人選手の活躍には期待感が高まっているところだ。今回は、今冬に海外クラブからJリーグにやってきた新外国人選手の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値や成績は28日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。
1位:エリソン(川崎フロンターレ) 生年月日:1999年4月13日 前所属:サンパウロFC(ブラジル) 国籍:ブラジル 市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円) J1リーグの新外国人選手市場価値ランキングで1位にランクインしたのは、川崎フロンターレに移籍したブラジル人FWエリソンだ。市場価値は300万ユーロ(約4億2000万円)で、この金額はJ1全選手の中でも最高金額である。 エリソンの市場価値自己最高額は400万ユーロ(約5億6000万円)で、ブラジルのボタフォゴでリーグ戦20試合出場7ゴールをマークしていた2022年8月に記録した。この2022シーズンの途中でポルトガルのエストリルへ期限付き移籍するが、同クラブでは11試合出場2ゴールの成績にとどまっている。 2023年1月にブラジル復帰となったが、相次ぐ負傷によって出場試合数を伸ばすことができず、市場価値を現在の金額まで減少させていくこととなった。ブラジルでの最終シーズンは13試合出場1ゴール1アシストの結果に終わったが、エリソンは24歳とまだ若く、Jリーグで自らの価値を改めて示すことは十分に可能だろう。 昨シーズンの川崎フロンターレは天皇杯で優勝したが、リーグ戦は8位とここ10年で最低の順位となった。さらに、これまでクラブのタイトル獲得に大きく貢献してきたFWレアンドロ・ダミアンが退団したことにより、エリソンにかかる期待はより大きいものになっている。
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